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2020/12/21
新しいサイトへ引っ越ししました
2020/12/06
フロントパネルの抽出口は驚くほど汚れていた
抽出口については半年以上前の話だが分解したことがあった。その時の印象は広い野原に抽出された珈琲が流れ落ちる構造なので、ここは清掃する必要無しと判断していた。
今回、左右の抽出口からの流出量が倍以上違うので、いつもの通り、綿棒でツンツンしてノズル清掃をしたが、うまくいかない。今度は流出量が逆になってしまう。面倒さけど、分解してみた。
想像だにしない泥状のヘドロがこびりついている。清掃すると珈琲オイルのそれこそ珈琲豆程度の大きさにコロコロ取れる。つまり、綿棒でツンツンすると、この塊が移動して他のノズルに移動していたのだろう。
分解しないで抽出口の下部にあるネジ2本を外しても、このような泥状のヘドロが見える。汚れ具合は、まずはここをチェックしてから、フロントパネルを外して分解してもいいだろう。
分解そのものは5本のネジを外すだけの簡単な作業だが、すんなりできるかどうかは、その人のレベルによるだろう。なお、この扉を外すにはパネルを全部外せば外れる。
デロンギESAM1000シリーズのジェネレータの再組立て
デロンギマグニフィカ全自動エスプレッソマシンの最大の難物はジェネレーターからの水漏れです。最初は泡の音が本体右上面あたりから聞こえる。この時にすぐに手当すればOリングの交換だけで対処できるます。しかし、普通の方は使えなくなってからジャンク品としてフリマに出品します。皆さんは、そのような水漏れマシンは絶対に買ってはいけません。修理不可能で粗大ゴミです。パーツ取りにどうぞと言われても一番ほしいジェネレーターが壊れていては価値無しです。
さて、
あるジャンク品の修理してから珈琲抽出の際に泡の音がするので内部を点検すると上面は綺麗なので、期待してジェネレーターの裏面を見ると・・・
いやはや錆だらけ。ネジなんて外れない。
手持ちの健康なジェネレーターに換装することとし、その前にOリングを新品に交換しておこうと分解したところ、いやはや、このジェネレーターのOリングは形だけで外そうとしたらゴムなのに伸びもせずにちぎれる。
組立順に写真を掲載します。
このOリングは劣化が少ない。真ん中のプラスティックは筒をネジ止めする際のハカマで、T10ドライバが必要。
筒側のOリング3つは変性しておりゴムと呼べるような状態ではないこの部分が変性したからと言って水漏れが起きる関係がさっぱり分からない。謎があるから解明する楽しみがある。
ここで金属を噛まして筒と円筒を長いネジをT10ドライバで締める
最後に金属板をネジ2本で締める。
このあたりの奥蔵は知恵の輪みたいだが、あまりにも単純な知恵の輪なので、解けない方はジェネレーターの分解はしないこと
ボイラーとつなげているのがシリコーンチューブかプラスチック円柱かの違いがEAMシリーズとESAMシリーズの違いであり、多分、液漏れのリスク軽減のために改善かと思われる。
右手前のスイッチは9.5気圧の圧縮をコントロールするもので、抽出器が上がってきたことを検知する単純な構造となっている。
中央のシリコーンチューブはボイラーから出る唯一の出口で、それは円筒につながっている。
2020/11/25
抽出ユニットの組立
2020/10/26
デロンギの抽出ユニットが上がったまま降りてこないとき【実例編】
通電確認済み動作未検証というものを購入したらトンデモナイ状態だった。売る方も大変だと感心しました。
状態は抽出ユニットが上がったままで降りてこない。この方は珈琲抽出動作中に電源断状態にしてしまい、途方に暮れてリサイクル屋に売ったんだろうと想像。
横向きに寝かして7本のネジを外すと底面パネルが外れる。
あとは、白い大きい方の歯車を時計方向に延々と回し続けるだけの作業です。
どこまで降ろすかですが、抽出ユニットが外れるまでなので、構造をよく見て判断するか、試行錯誤に外すチャレンジをするかは人それぞれです。抜き出した抽出ユニットには写真のように珈琲層が化石化してこびりついていました。
宣伝じゃないけど『星形レンチT7,T8,T9,T10,T15,T20,T25,T27』というタイトルで800円送料込みで販売していますので、万が一に備えて購入しておいても損ではないと思います。
2020/10/16
デロンギESAM`1000SJのジェネレーターをEAM1000BJに搭載するチップス
ジャンク品の修理を趣味にしているが、今回ほどフリマ販売者のオトボケには驚いた。購入したのは『DeLonghi MAGNIFICA EAM1000BJ デロンギ 全自動エスプレッソマシン マグニフィカ 家庭用 全自動コーヒーマシン 中古動作品 ジャンク扱い』
動作検証のため珈琲抽出したが珈琲が通常の半分しかとれない。電磁ポンプの交換や流量計の交換などをして検証を5回ほどしたらトレイから水が溢れてきた。水タンクは空っぽという異常事態。
スチームノズルから絶えず液漏れしているのでノズル入口Oリングとノズルスイッチ基盤を交換したらノズルからの液漏れが無くなったが、それにしては流出する水量が多すぎるのでジェネレーターを疑った。表面は写真のように綺麗な状態だったので油断していた。
このジェネレーターの形状は旧形式でブーツの形状が写真のように横向きタイプ。ジェネレーターを取り出して裏を見ると、ジャンク扱いに慣れた私でも悲惨なドボドボの液漏れとサビサビ状態に唖然
これじゃ、基盤が流量計に命じた抽出水量の半分は確実にトレイに流れ落ちている。手元のESAM1000SJのジェネレーターに交換したが、もちろん、すんなりはいかない。チップスが二つありました。
まず、ブーツがストレートタイプなので左側の丸印のように筐体をペンチで加工するだけでは失敗する。二つ目の注意事項は、新型のジェネレーターの方が薄いので右側の丸印のクリアランスが足りず抽出ユニットが横スライドするときに必ず擦れる。
ジェネレーターの留めるネジ4本のうち、後方中央よりのネジが結果的に長くなるので袴を履かせるか5mmほど短いネジを使う必要がある。これを忘れると抽出ユニットが上がってから落ちる時に必ず停まる。そうなるとそこパネルを外して手で降ろさないといけなくなり、面倒臭さが10倍となる。
この作業が嫌ならEAM1000BJのジェネレーターを探せばいいが、わざわざ年季の入ったジェンレーターを探さず、新しいタイプのジェネレーターを使うのが王道だと思う。
2020/10/15
同じデロンギESAM1000SJでも大違いその謎への推察
ESAM1000シリーズは名機とは思いつつ、同じ形式名で型番を変えず中身を大きく変更しているのは大雑把なイタリアン気質なんだろう。変更点は大きく2つに分けられる。
ひとつはミルの動作改善のためミル筐体が大きくなりデロンギ本体の筐体まで変更している。もうひとつはメインボードの変更でトレイの形状まで変更されています。ミルの変更を大きく受けたひとつは、珈琲カス受けの形状変更です。写真のように前期はボックスタイプで後期はミル筐体のでっぱりを受け入れて凹んでいます。この流れは現行機種の03110シリーズに受け継げられています。当然のことながら新型カス受けは旧機種でも使えるという上位互換です。
次の変更は珈琲受皿の形状変更です。写真のように今まであった3本のネジ留めが無くなり嵌め込み方式に変更になっています。この変化はミル本体を3本のネジで固定する方式からネジ留めせず浮かす方式に切り替わっています。DIYな方が1000シリーズ後期製品にミルをネジ固定するのは間違いです。
私の経験では、後期の機種に前期のミルを搭載しました。逆は形状が大きくなっているのでできないとは思いますが、実証はしていません。これは下位互換です。
メインボードも変更されています。外形的には放熱板が着いただけのようですが、実際には二つの外形的変化が起きています。
一つは、トレイの形状変化でセンサー用と思われる突出部分ができました。センサーでトレイがあるかないかの確認なので前期のものを後期に使うとエラー表示で動きません。逆はそもそもが入らないはずです。
次の変化は抽出ユニットを動かすモーターに基盤が追加されました。この役割は分かりませんが、パーツ交換してもエラーが消えない理由のひとつが、ここに解ける回答がありそうです。私が修理を断念したひとつに、内部汚れエラーがありました。当時はメインボードも交換したので、それが失敗だったのかもしれません。
上記の内容を頭に入れておけば、ダブルボイラーの業務用の基盤を家庭用にも交換することができます。ここがESAM1000シリーズは名機と言われる由縁です。それは妙に電子化せずメカニカルに徹しており江戸時代のカラクリ人形的な構造なので、DIYマニアにはお手頃な遊び道具になります。
【結論】
本来はあってはならない、同じ型番内の変更は次の理由によるものと推察する。
1)どこかでだれかが修理のため基盤類をBJ時代のものに載せ替えた
2)1000シリーズ発売当初のBJリーグ部品の在庫をさばくためにデロンギ社が不正行為をした
ミルのサイズ変更のために筐体変更しているはずなのにBJ時代の筐体が特にESAM12000SJで多数遭遇したなど、私の思考はストップしたままです。
そこで、上記後期と記載したものを1000シリーズとし、それ以外のものを1000シリーズ亜種と呼ぶことします。
2020/10/10
販売したデロンギエスプレッソマシンから煙が出てきた!
購入者からの連絡があり、珈琲豆を入れても挽かないどころか煙が出てきた。返品したいとのこと・・・
煙が出たとあっては緊急事態。匿名取引なので住所がお互い分からない取引なので、購入価格の2割増しで出品するよう連絡をしたが、どうも、おかしい。デロンギマシンは熟知しているので、煙が出るような故障はありえない。しかも、10回近く動作検証しており、最終確認もして梱包出荷している。
私の脳回路が働き、煙という表現は水蒸気だろう。水蒸気はスチームから出る。スチームから出るのはスチームノブを時計方向とは逆に回すと珈琲豆を挽かないのは当然でスチームだけがノズルから出るだけ
そこで、確認すると私の推察通りでした。このようなことは添付した説明書に記載していることですが、到着後に行う作業のひとつがエア抜きなので、スチームノブを回すことになります。それを戻し忘れをしたようでした。
デロンギ社の苦労も若干わかってきました
USBハブにはご注意ください
ここ1月間ほどキーボードの不具合に遭遇しましたが、やっと解決できました。皆さん方にも情報共有するべきと思いましたので、詳細を報告します。
1)私のPCマシンは販売商品の動作検証マシン化しています。USBハブもキーボードもマウスも経年劣化も含めて長期から数日の短期利用も含めて様々なPC周辺機器がつながれます。
2)最初に気がついたのはワイヤレス10キーボードです。最初の1文字目が抜けるのです。次にワイヤレスキーボードまでキータッチ漏れを起こしだしたのです。そのときはキーボード不良かと違うワイヤレスキーボードのニューフェースに切り替えても数日ほどで同じようなる。おれも不良かと2つ目のキーボードをつないでもキータッチ漏れ
3)まさかと思い、USBハブ経由でなくPCが直挿しをすると不具合解消。USBハブを信頼できるVENTIONのものに交換すると全く問題が発生しなくなりました。
私の判断が遅かったのは毎日のようにやっているマウスの動作検証では不都合が無いのです。キーボードだけがキータッチ漏れをおそすのでハブが問題とは想定さえしていませんでした。
犯人であるUSBハブは2年近く使用しており、私も信頼していたのですが、経年変化であってもハブ自体が死ねばいいのに、マウスは動くし、キータッチもそれなりにできるとあって、犯人探しに時間を浪費しまいた。
2020/08/30
[M279]電池式両刀ワイヤレスマウスBluetooth&USBのUSBチャンネル設定(改定版)
2020/08/28
電池式両刀マウスでのBluetooth接続に関するチップス
この電池式両刀マウスの利点でもあり欠点でもあるのがUSBとBluetoothのモード変更が機能スイッチの長押し3~6秒という、ある意味アナログ的なモード変更方式です。
利点は物理的なスライドスイッチを使用していないためスライドスイッチが破損するというリスクが無くなることです。それは価格を下げることにも寄与するのです。
欠点はアナログ的な長押しがなので、いま、どのモードにいるのかが分からないことです。電池を入れた直後はUSBモードですので、分からなくなれば、電池を抜いてから再度入れるという作業をすることになります。
Q)Bluetooth端末探索状態で一向にBluetooth5.2マウスが現れない
A1)電池を抜いて再度挿すとUSBモードなので、その状態で3~6秒機能スイッチを長押しする
A2)サーチモードが初期化されていない状態での端末検索は機器側のOSの問題ですが失敗するOSが結構多いです。したがって、Bluetoothモードを切ってから再度入れて初期化状態にしてサーチしてください。
A3)そもそも機器側の設定などで正常に検索できない可能性もあります。私の経験ではDellのデスクトップは設計ミスなのかBluetooth探索が非常に弱く使い物になりませんでした。このマウス以外で端末検索が成功したのか再確認してください。
A4)iPhoneやiPodはマウス接続にアップル側の事情で使いこなすのが極めてハードルが高いので、これらの機種との接続では、最新のOSにバージョンアップし設定画面の深いところを変更するなど、それなりの力量が必要です。iPad系はまだましなようです。
2020/07/26
ジェネレーターの交換
2020/07/13
[M279]電池式両刀ワイヤレスマウスBluetooth&USBをBluetoothのみで利用する方法
2020/07/09
[M279]電池式両刀ワイヤレスマウスBluetooth&USBをWindows10だけで認識させる方法
[M172]USBワイヤレス英語キーボードマウスの動作検証天手古舞【解決編】
2020/07/06
[M279]電池式両刀ワイヤレスマウスBluetooth&USB【令和2年7月6日版】
2020/07/05
デロンギ3回目の完全分解
購入者からの問い合わせ(購入後の故障)
本ブログ経由で問い合わせがありましたので、公開回答をしました。 フリマからの購入品が故障した 上記URLをクリックしてください
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今日、抽出ユニットを購入された方から次のような質問がきました。取り急ぎ投稿を作成しましたが、時間の余裕があればフロントパネルの抽出口ユニットの分解写真なども掲載します。 『お世話になります。有難うございます。取引ついでに是非教えて頂きたいことが一つあります。ESAM1000SJの...
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