抽出口については半年以上前の話だが分解したことがあった。その時の印象は広い野原に抽出された珈琲が流れ落ちる構造なので、ここは清掃する必要無しと判断していた。
今回、左右の抽出口からの流出量が倍以上違うので、いつもの通り、綿棒でツンツンしてノズル清掃をしたが、うまくいかない。今度は流出量が逆になってしまう。面倒さけど、分解してみた。
想像だにしない泥状のヘドロがこびりついている。清掃すると珈琲オイルのそれこそ珈琲豆程度の大きさにコロコロ取れる。つまり、綿棒でツンツンすると、この塊が移動して他のノズルに移動していたのだろう。
分解しないで抽出口の下部にあるネジ2本を外しても、このような泥状のヘドロが見える。汚れ具合は、まずはここをチェックしてから、フロントパネルを外して分解してもいいだろう。
分解そのものは5本のネジを外すだけの簡単な作業だが、すんなりできるかどうかは、その人のレベルによるだろう。なお、この扉を外すにはパネルを全部外せば外れる。