2020/07/05

デロンギ3回目の完全分解





ほぼ1か月間、本当に長かったESAM1100DJの復活への挑戦にやっと区切りをつけました。私には修理不能という無念の決断です。

ツインヒーターの業務用デロンギ。ジャンク品でしたが、ULKAの交換で直ると交換したら、次のエラーは珈琲投入口が詰まっているという表示。

確かに詰まっているが直らない。ミルの清掃でもしようかと、手を付けたら、まぁ凄いことになりました。ミルのベアリングまで分解しても、油汚れが浸透している。もうドロドロという状態。そういえばパネルもなにもかも数ミリはある油でコーティングなので、想像するにランチタイム珈琲無料サービスの中華料理屋のドリンクコーナーに置いていたものと確信。

もう面倒なので動作検証済のミルに交換しても治らない。電源ON時の動作環境確認ルーチンで抽出ユニットが上がった時にエラーが起きるので、ジェネレータを交換するも駄目。

あとは基盤交換かと思いつつ、今日、諦めました。そして完全分解しちゃいました。

完全分解はこれで3回目ですが、腕は上がり、かつ、デロンギマグニフィカの神業に近い造り込みに新たに驚ています。

内部が汚れいている、とか、珈琲投入口が塞がっている、というエラー表示は通常はセンサーでもあると思いますが、ありません。センサーは水タンクにあるセンサーとフロントドアが閉まったかというセンサーとカス受けがあるかというセンサーだけです。それも極めて原始的なスイッチ式のセンサーで、水タンクセンサーだけはセンサーと名乗れる程度。

しかし、この前近代的なマシンが神業的な動作チェックやら脱石灰タイムやらをやっているんですね。

でも改めて思うのがデロンギマグニフィカの限界もこの機械式の前近代的な設計であるとは思いつつも、それでもちゃんとエスプレッソコーヒーが全自動で作れちゃうんですね。











[M172]USBワイヤレス英語キーボードマウスの動作検証天手古舞





葉書サイズながらフルキーボード並みのキー数と両手持ちで操作できる優れものキーボードは、知れば知るほど中華にしては名機となるほどの設計です。もしかしたらシリコンバレー帰りの優秀な方が設計したのかと想像しています。

悲劇の序章は数か月前のあるクレーマーからの返品がありました。私は基本、充電池派ではありません。それはローダーに定評のあるGarminのサイクルコンピューターも優れものですが1年ほどで充電池がへたり8時間駆動が3時間駆動へと落ちるとイベント出場では使えず充電しながらの出走となります。それ以来充電池嫌いになりました。

おっとクレーマーからのクレームは『英文の商品説明では充電池版の記載となっている』のに送ってきたのは乾電池版だというものです。そんな馬鹿なと商品説明を読んでも確かに乾電池版とは明記していませんが写真では裏蓋を開けた状態で乾電池版を示していたのです。英文の説明書はチャイナの販売店が充電池版や乾電池版を選択できる販売方法をしているため私が購入するときには誤解がないのですが・・・面倒なので全額返金しBLに入れました。

しかし、悔しかったですね。そのクレーマーさんは内蔵充電池こそ命の方なんです。単四電池でも充電タイプのものあるので、そっちの方が便利と思うのですが、それは購入者様のお気持ちどおり尊重しなければなりません。いつかは私も充電池版が安くなったら購入しようと思いました。

白のバージョンは乾電池版でブランド品だったのですが、黒筐体も必要だろうとサーチしていると特価品が2つほど見つかりました。それが黒の充電池版とバックライト付き充電池版です。まぁ特価だから、いれてみるかと販売開始しました。

テスト的に数個以前から購入していたので安心しきって入荷品チェックをせずに販売したところ・・・

『完全放電している。2時間充電しても0V。キーも反応しないのがある』とのクレームです。容量が小さい充電タイプの自転車用バックライトの充電も一晩充電で満充電でしたので、彼の様子を見ることにしましたが、私にも入荷時のチェックをしなかったこともあり、1個のみ開封したところ、私のも確かに放電しきっていました。

これから悲劇が始まります。

充電中でも使えるはずなのに全然使えない。完全放電でこんなことが起きるのかと、違うタイプのを開封したら、今度は充電池が若干膨れている。ここで若干のパニック。

6時間ほど経過したので確認すると、充電されていない。

ありゃ、ということで在庫全部の充電確認を始めました。バックライト付き在庫7個は全部OK。充電のみの在庫は5個ですが全部が全部微妙に膨れているのでこれが仕様かと・・・

その途中で充電しないのがあったのですが新しいケーブルに交換したら充電OK、ケーブルはハサミで切り刻みの刑でゴミ箱へ。そして、再び、充電しない個体がありケーブルが犯人と思い込みこれも切り刻みましたが、ケーブルを替えても充電しない、ありゃ、本体の故障かと再確認のため違うUSBコネクタに挿したらOK.今度の本当の悪人はUSBハブのコネクタ不良が分かったとき、切り刻まれたケーブルに手を合わせました。

まだ、充電テスト中ですが、充電のみタイプは充電ランプが点くので満充電のタイミングが分かりますがバックライト付きはどうも充電ランプそのものが無いようです。いやはや、これも商品説明に記載しないといけないかと思いつつ、充電のみタイプの充電池に交換したら・・・なんとまぁ充電ランプが点灯する。

いやはや、結論としては、バックライト付きの充電池が全部偽物だったというお粗末な結果になりそうです。

購入者からの問い合わせ(購入後の故障)

 本ブログ経由で問い合わせがありましたので、公開回答をしました。 フリマからの購入品が故障した 上記URLをクリックしてください