ほぼ1か月間、本当に長かったESAM1100DJの復活への挑戦にやっと区切りをつけました。私には修理不能という無念の決断です。
ツインヒーターの業務用デロンギ。ジャンク品でしたが、ULKAの交換で直ると交換したら、次のエラーは珈琲投入口が詰まっているという表示。
確かに詰まっているが直らない。ミルの清掃でもしようかと、手を付けたら、まぁ凄いことになりました。ミルのベアリングまで分解しても、油汚れが浸透している。もうドロドロという状態。そういえばパネルもなにもかも数ミリはある油でコーティングなので、想像するにランチタイム珈琲無料サービスの中華料理屋のドリンクコーナーに置いていたものと確信。
もう面倒なので動作検証済のミルに交換しても治らない。電源ON時の動作環境確認ルーチンで抽出ユニットが上がった時にエラーが起きるので、ジェネレータを交換するも駄目。
あとは基盤交換かと思いつつ、今日、諦めました。そして完全分解しちゃいました。
完全分解はこれで3回目ですが、腕は上がり、かつ、デロンギマグニフィカの神業に近い造り込みに新たに驚ています。
内部が汚れいている、とか、珈琲投入口が塞がっている、というエラー表示は通常はセンサーでもあると思いますが、ありません。センサーは水タンクにあるセンサーとフロントドアが閉まったかというセンサーとカス受けがあるかというセンサーだけです。それも極めて原始的なスイッチ式のセンサーで、水タンクセンサーだけはセンサーと名乗れる程度。
しかし、この前近代的なマシンが神業的な動作チェックやら脱石灰タイムやらをやっているんですね。
でも改めて思うのがデロンギマグニフィカの限界もこの機械式の前近代的な設計であるとは思いつつも、それでもちゃんとエスプレッソコーヒーが全自動で作れちゃうんですね。
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