2021/03/07

2020/12/21

新しいサイトへ引っ越ししました

メルカリ、ペイペイフリマ、ヤフオクに出品していますが、いまの課題は商品が探せないことでした。出品している私でさえ、検索しても見つからず出品していないと思っていたら突然購入される方がいて、運悪く在庫切れしていた事例も経験しました。

このたび、ジャンル別にそれぞれのサイト毎に出品物のリストリンクが埋め込めるサイトがみつかりましたので、そのサイトに移動することにしました。

サイト名はnoteで、知っている方は知っているサイトです。いま急上昇中のサイトです。


QRコードは次です




 

2020/12/06

フロントパネルの抽出口は驚くほど汚れていた

 抽出口については半年以上前の話だが分解したことがあった。その時の印象は広い野原に抽出された珈琲が流れ落ちる構造なので、ここは清掃する必要無しと判断していた。

今回、左右の抽出口からの流出量が倍以上違うので、いつもの通り、綿棒でツンツンしてノズル清掃をしたが、うまくいかない。今度は流出量が逆になってしまう。面倒さけど、分解してみた。


想像だにしない泥状のヘドロがこびりついている。清掃すると珈琲オイルのそれこそ珈琲豆程度の大きさにコロコロ取れる。つまり、綿棒でツンツンすると、この塊が移動して他のノズルに移動していたのだろう。





分解しないで抽出口の下部にあるネジ2本を外しても、このような泥状のヘドロが見える。汚れ具合は、まずはここをチェックしてから、フロントパネルを外して分解してもいいだろう。

分解そのものは5本のネジを外すだけの簡単な作業だが、すんなりできるかどうかは、その人のレベルによるだろう。なお、この扉を外すにはパネルを全部外せば外れる。


デロンギESAM1000シリーズのジェネレータの再組立て

デロンギマグニフィカ全自動エスプレッソマシンの最大の難物はジェネレーターからの水漏れです。最初は泡の音が本体右上面あたりから聞こえる。この時にすぐに手当すればOリングの交換だけで対処できるます。しかし、普通の方は使えなくなってからジャンク品としてフリマに出品します。皆さんは、そのような水漏れマシンは絶対に買ってはいけません。修理不可能で粗大ゴミです。パーツ取りにどうぞと言われても一番ほしいジェネレーターが壊れていては価値無しです。

さて、

あるジャンク品の修理してから珈琲抽出の際に泡の音がするので内部を点検すると上面は綺麗なので、期待してジェネレーターの裏面を見ると・・・


いやはや錆だらけ。ネジなんて外れない。

手持ちの健康なジェネレーターに換装することとし、その前にOリングを新品に交換しておこうと分解したところ、いやはや、このジェネレーターのOリングは形だけで外そうとしたらゴムなのに伸びもせずにちぎれる。

組立順に写真を掲載します。



このOリングは劣化が少ない。真ん中のプラスティックは筒をネジ止めする際のハカマで、T10ドライバが必要。





筒側のOリング3つは変性しておりゴムと呼べるような状態ではないこの部分が変性したからと言って水漏れが起きる関係がさっぱり分からない。謎があるから解明する楽しみがある。



ここで金属を噛まして筒と円筒を長いネジをT10ドライバで締める



最後に金属板をネジ2本で締める。



このあたりの奥蔵は知恵の輪みたいだが、あまりにも単純な知恵の輪なので、解けない方はジェネレーターの分解はしないこと




ボイラーとつなげているのがシリコーンチューブかプラスチック円柱かの違いがEAMシリーズとESAMシリーズの違いであり、多分、液漏れのリスク軽減のために改善かと思われる。



右手前のスイッチは9.5気圧の圧縮をコントロールするもので、抽出器が上がってきたことを検知する単純な構造となっている。



中央のシリコーンチューブはボイラーから出る唯一の出口で、それは円筒につながっている。

2020/11/25

抽出ユニットの組立


最初はこのパーツを次のように組み立てる



本体を次のように組み立てる



このネジだけは平ネジなので注意して次のように組み立てる



ここが頭を使うところ。馬蹄形のものを方向を構造をよく見て嵌めること。あとは円筒内に食品用グリースを少しだけをほんの少しだけ塗っておく。


ここまでくれば細かいパーツ2つをつける


このポーツは大事。ゴム製のワッパが右上に写っているが本体側に嵌っていることもあったり、こちらがわに嵌っていたりするので、分解する時に紛失しないように注意深く。紛失すると新品を買うしかなくなるので痛手は大きい。杜撰なDIYされた抽出ユニットでも紛失事例があります。


これを嵌めることができるかどうかは構造を見ればわかるが、普通程度のIQが無いとできないかもしれない。


これで完成です。



 

2020/10/26

デロンギの抽出ユニットが上がったまま降りてこないとき【実例編】


通電確認済み動作未検証というものを購入したらトンデモナイ状態だった。売る方も大変だと感心しました。

状態は抽出ユニットが上がったままで降りてこない。この方は珈琲抽出動作中に電源断状態にしてしまい、途方に暮れてリサイクル屋に売ったんだろうと想像。


 抽出ユニットを下ろすのは簡単。道具はいじり防止穴付きT10ドライバーさえあれば10分程度で修理完了する。


横向きに寝かして7本のネジを外すと底面パネルが外れる。

あとは、白い大きい方の歯車を時計方向に延々と回し続けるだけの作業です。


どこまで降ろすかですが、抽出ユニットが外れるまでなので、構造をよく見て判断するか、試行錯誤に外すチャレンジをするかは人それぞれです。

抜き出した抽出ユニットには写真のように珈琲層が化石化してこびりついていました。

宣伝じゃないけど『星形レンチT7,T8,T9,T10,T15,T20,T25,T27』というタイトルで800円送料込みで販売していますので、万が一に備えて購入しておいても損ではないと思います。











2020/10/16

デロンギESAM`1000SJのジェネレーターをEAM1000BJに搭載するチップス

 ジャンク品の修理を趣味にしているが、今回ほどフリマ販売者のオトボケには驚いた。購入したのは『DeLonghi MAGNIFICA EAM1000BJ デロンギ 全自動エスプレッソマシン マグニフィカ 家庭用 全自動コーヒーマシン 中古動作品 ジャンク扱い

動作検証のため珈琲抽出したが珈琲が通常の半分しかとれない。電磁ポンプの交換や流量計の交換などをして検証を5回ほどしたらトレイから水が溢れてきた。水タンクは空っぽという異常事態。

スチームノズルから絶えず液漏れしているのでノズル入口Oリングとノズルスイッチ基盤を交換したらノズルからの液漏れが無くなったが、それにしては流出する水量が多すぎるのでジェネレーターを疑った。表面は写真のように綺麗な状態だったので油断していた。


このジェネレーターの形状は旧形式でブーツの形状が写真のように横向きタイプ。ジェネレーターを取り出して裏を見ると、ジャンク扱いに慣れた私でも悲惨なドボドボの液漏れとサビサビ状態に唖然




これじゃ、基盤が流量計に命じた抽出水量の半分は確実にトレイに流れ落ちている。手元のESAM1000SJのジェネレーターに交換したが、もちろん、すんなりはいかない。チップスが二つありました。


まず、ブーツがストレートタイプなので左側の丸印のように筐体をペンチで加工するだけでは失敗する。二つ目の注意事項は、新型のジェネレーターの方が薄いので右側の丸印のクリアランスが足りず抽出ユニットが横スライドするときに必ず擦れる。

ジェネレーターの留めるネジ4本のうち、後方中央よりのネジが結果的に長くなるので袴を履かせるか5mmほど短いネジを使う必要がある。これを忘れると抽出ユニットが上がってから落ちる時に必ず停まる。そうなるとそこパネルを外して手で降ろさないといけなくなり、面倒臭さが10倍となる。

この作業が嫌ならEAM1000BJのジェネレーターを探せばいいが、わざわざ年季の入ったジェンレーターを探さず、新しいタイプのジェネレーターを使うのが王道だと思う。





購入者からの問い合わせ(購入後の故障)

 本ブログ経由で問い合わせがありましたので、公開回答をしました。 フリマからの購入品が故障した 上記URLをクリックしてください